ココナッツオイルは心臓病にも効果がある？

ココナッツオイルは体にいい！アルツハイマーに効くなんて良く聞きますが、心臓病を撃退してくれるのではないかと言われています。

そんなココナッツオイルの驚くべき効果をみていきましょう。

日本人の死因第2位が心臓病

日本人の第2位の死因が「心臓病」です。

心臓病の大半が「心筋梗塞」や「狭心症」であり、主な原因は動脈硬化であるといわれています。

油を摂りすぎることによって血液がつまり心臓病になる。と多くの方は思っているのではないでしょうか。

しかし半分は正解で半分は不正解です。何が言いたいのかというと『油をひとくくりにしてはいけない』ということです。

体に悪い油もあれば良い油もある。良い油を選ぶ事によって心臓病のリスクを簡単に減らす事が出来るのです。

ココナッツを多く摂る人たち

ココナッツといえば南国にあるイメージですよね。

太平洋諸島の人たちはずっと昔からココナッツを主食として食べてきました。

私たち日本人が毎日お米を食べるように、太平洋諸島の人たちはキロ単位でココナッツを食べていました。

もちろん料理の際にはココナッツオイルを使用しているわけですが、彼ら太平洋諸島の人たちが心臓病になるということはほぼ皆無でした。

油を摂りすぎる事が心臓病に繋がるのであれば、毎日ココナッツオイルをたっぷりと使った料理を食べている太平洋諸島の人たちにも、心臓病で亡くなる人がいるはずです。しかし、彼らに心臓病というものがあらわれたのはつい最近のことです。それは、現代の加工食品などが太平洋諸島の人たちにも伝わり、伝統的なココナッツを使用した食事から離れてしまったからです。

つまり食べ物が健康にもたらす影響は大きく、油を全てひとくくりにしてはいけないのです。

他の記事でも紹介しましたが、ココナッツオイルに含まれている中鎖脂肪酸は分解されるスピードも速く、分解されると主にエネルギーとなります。他の油のように体脂肪として体内にとどまったり、動脈などに付着し動脈硬化を引き起こすということはほとんどありません。

太平洋諸島の民族に習って、健康のために使用している油を今一度考えてみてはいかがでしょうか。