ココナッツオイルで認知症が改善!?驚きの効果とは
2015/03/25
今回はココナッツオイルで認知症(アルツハイマー)が改善されるという噂について詳しく紹介していこうと思います。
ココナッツオイルで認知症改善?
現在、認知症やアルツハイマーの治療薬はありません。そんな病気にココナッツオイルが聞くの?と疑問に思うかもしれませんが、実際に認知症の症状が改善されたという結果が出ているのです!
では何故ココナッツオイルで認知症やアルツハイマーの症状が改善されるのか見ていきましょう。
認知症の原因って何?
まず認知症、アルツハイマーの原因を知りましょう。
認知症の原因は生活習慣病や運動不足(他にも様々な要因があります)などによって脳の神経細胞が障害され、脳の活動に必要なエネルギーであるグルコースをうまく使えなくなってしまいます。それによって脳が萎縮してしまい家族の顔を忘れてしまう記憶障害や、判断能力が鈍くなってしまう認知症の症状が出てきます。
そして認知症が進行すると寝たきりになり、5〜15年の期間で肺炎などの合併症にかかり亡くなってしまうということが多いです。
初期症状のうちは物忘れなどの自覚症状もあるのですが、だんだん自覚症状もなくなってしまいます。
晩ご飯を既に食べたのに、「ご飯まだ?」と食事をしたことすら忘れてしまうこともあります。
なぜココナッツオイルが認知症に効くのか
認知症の原因や症状が簡単に分かったところで、何故ココナッツオイルが認知症に効くと言われているのでしょうか?
それはココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸が認知症に効くと言われています。
ココナッツオイルには脂肪酸の種類の中鎖脂肪酸というものが多く含まれています。
中鎖脂肪酸というのは他の脂肪酸と比べるとすぐに肝臓へ運ばれ、即座にエネルギーへと変換されます。
この変換されたエネルギーの中にケトン体というものが含まれているのですが、そのケトン体が認知症に効いていると言われているのです。
アメリカでの出来事ですが、認知症の主人にココナッツオイルを摂らせたところ認知症の改善が見られたと言います。しかもその日のうちに改善が見られたというのです。
なぜケトン体が認知症改善に?
ケトン体とはどういう成分なのでしょうか?
先ほども説明しましたが認知症になるとグルコースをうまく脳に運ぶことが出来なくなってしまいます。それによって脳はガス欠状態になってしまいます。
しかし、ココナッツオイルに含まれるケトン体がグルコースを脳にうまく運ぶ役割をしてくれるのです。
ガス欠状態の脳にグルコースが運ばれるということは、今までの様に脳が活動するので記憶障害などの認知症の症状が改善されるのです。
認知症やアルツハイマーの他にもパーキンソン病や、ALS、緑内障などにも効果があるのではないかと言われています。
どれくらいで効果がでるの?
ココナッツオイルを摂取してどれくらいで効果が出るのでしょうか?
これは人によって異なります。風邪薬などでもそうですが、効きやすい人、効きにくい人がいますし、体質や認知症の症状が出ている年数によっても違います。
先ほど書いた事例のように、ココナッツオイルを摂取した当日に認知症の改善が見られる人もいますし、長い間摂取して徐々に改善する場合もあります。
すぐに効果が出ないからといって諦めてしまわず継続してみてください。
残念ながら効きにくい人もいる
肝臓に運ばれた中鎖脂肪酸が分解されケトン体に変換されると言いましたが、肝臓でケトン体に分解できない患者さんもいます。
医療機関などで血中のケトン体のレベルを調べることが出来るので、事前に調べるのをお勧めします。
そして認知症には生活習慣などからなる認知症と、ApoE4という遺伝子を持っていることで発症する認知症の2種類が有ります。
ApoE4によって認知症を発症する人は割合的に少ないのですが、ApoE4を持つ患者さんは既に神経細胞が死滅している場合が有ります。その方達には改善する可能性が低いと言われています。
ですが、ApoE4を持った患者さんでも、認知検査のスコアが良くなっている方もいます。どんな状況であれ、試し見る価値は多いに有ると思います。
認知症予防の効果もある
認知症は50代、60代から徐々に脳の神経細胞が変化していきます。
その期間からココナッツオイルを摂取することによって認知症予防の効果があると言われています。
認知症になってから摂取するのではなく、認知症になる前から摂取しましょう。
ココナッツオイル以外の認知症予防
ココナッツオイル以外にも出来る認知症予防があります。
認知症の原因には肥満や生活習慣病などもあります。中性脂肪となりやすい肉の脂身やバターなどの乳製品などの動物由来の脂肪酸を避けるようにしましょう。
その動物性の油に変えて、ココナッツオイルなどの植物性の脂肪酸にすることをおすすめします。
ココナッツオイルの油はすぐに肝臓へと運ばれ分解されるので、脂肪になりにくいです。
通常の食用油をココナッツオイルに変えただけで数キロ痩せたという研究結果もありますし、油なので腸を滑らかにし便秘も解消してくれます。
他にもスナック菓子やインスタント食品を減らすなど、食生活に気をつけましょう。
他にも脳を使わなくなってしまうことが認知症発症の原因と言われています。
定年で仕事を辞めて認知症になってしまう方も多いです。そういったことにならないように本を読んだり、文章を考えて書いてみたり、料理をしたりなど、脳を活発に動かすことで認知症の予防、改善になります。
食事に気をつけ、適度な運動をし、脳を活発に動かすことを心がけてください。
MCTオイルでもいいんじゃない?
まずMCTオイルとは認知症に効くと言われる、中鎖脂肪酸だけを抽出したオイルのことを言います。
ココナッツオイルより効果があるんじゃない?と思うかもしれません。確かに、ケトン体の血中レベルはココナッツオイルより少し高い値となります。しかしMCTオイルはココナッツオイルよりも下痢を起こしやすいと言われています。
そしてココナッツオイルと比べるとケトン体の分解されるスピードが速いのです。
認知症に効果的なのは、血中にケトン体が長い時間留まっていることが大事だと言われています。
MCTオイルの場合2〜3時間で血中のケトン体レベルが元の値に戻ってしまいます。
一方ココナッツオイルは7〜8時間で元の値に戻ります。つまりココナッツオイルはゆっくりとケトン体が分解されていくのです。
血中のケトン体を一定の値に保つにはココナッツオイルがおすすめです!
ココナッツオイルの書籍紹介
最後に認知症(アルツハイマー)とココナッツオイルの関係や、実際にココナッツオイルが認知症に効いた体験者の方の話が詳しく紹介してある書籍を紹介。
順天堂大学の白澤卓二教授が分かりやすく、詳しく説明してくれています。
他にもココナッツオイルを使用したレシピを数多く紹介しているので購入して損はないと思います!是非どうぞ!
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